

※この話の内容は2010年6月現在のものです。
我が家の子もそうですが、子供というのはみんな好き嫌いがあるのではと思います。
牛乳や小魚に含まれるカルシウムは発育に必要と分かってはいるけれど、ご飯やおかずとして並べるとなかなか食べてくれようとしません。
ハンバーグに野菜を練りこんだりしても、見た目の色や味でなかなか食べてくれないものです。
それでもお菓子だけはちゃんと食べたがる姿を見たのが、最初のきっかけになりました。いろいろなお菓子を検討しましたが、
「今日はおやつを食べたぞ!」と満足してもらえる味、そして必要なカルシウムの量を確保できることからグミにたどり着きました。
おいしくて体に良い、この二つを両立することがポイントでした。まずは、栄養機能食品の基準まで含有量を高めることです。
カルシウムだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの基準も満たすよう工夫しました。
また体に良いとは、安全であることでもあります。そのため発育に必要な成分であるマグネシウムと亜鉛については、
お子様向けの商品なのでなるべく配合量を抑えるなど、バランスに配慮しながら開発しました。
最初に大変だったのは、「グミに配合できるカルシウムの選定」です。
一口にカルシウムといっても様々な素材があり、グミの味や食感との相性がポイントになります。
またカルシウムにはエグ味に似た味があることも大きな課題でした。
グミの味と食感との相性のよいカルシウム探しからはじめ、現在の卵殻カルシウムと乳酸カルシウムにたどり着きましたが、さらに課題もありました。
お子様に合わせた小粒タイプで開発する必要があったためです。この小粒サイズのグミに、カルシウムを栄養機能食品の基準を満たせす量だけ配合すること(しかもグミ本来の味と食感を保ったまま)が、もっとも苦労したことだといえます。
今後も、よりおいしく、より体によいカルシウムグミを目指して改良を続けたいと考えています。
カロリーの低いチョコレートはおいしくないかもしれませんし、野菜を練りこんだハンバーグは人気がないかもしれません。
しかしこれからの時代では、おいしいことと体によいことを両立させることが大切だと思います。
その【カギ】になっているのが、食感だと考えています。
グミでの開発と決める前から、なんらか噛むタイプのお菓子にしようと思っていました。
噛むというのは、顎や体だけでなく、頭も心も鍛えることができると考えているためです。
結果的に糖衣タイプのグミになりましたが、噛む楽しさというのは、食べる楽しさの原点ではないかと思います。
カルシウムはお子様の発育に必要な栄養素です。栄養だけ補給する目的であれば、お菓子やジュースなど普段のおやつに入っていてもよいと思っています。
サプリメントとして補給すればよいものです。しかし、食事はちょっと違うと考えています。
食事とは、文化です。牛乳も、魚も、ハンバーグも、本来の味付けで本来の食べ方をすることが大切だと思います。
栄養や健康を気にするあまり、食事を栄養成分の文字や含有量に見立て、本来の「食べる楽しさ」からかけ離れたものであってはいけないと思っています。
お菓子はお菓子であり、サプリメントはサプリメントです。カルシウムグミは、発育に必要な栄養成分を提供します。同時に、当商品を通じて普段の食事の大切さ、食べる楽しさについて、お子様にも考えてもらえるきっかけを提供できればとてもうれしい。そんな思いをこめています。